ザ・ブルートーンズ「expecting to fly」

クジャクを正面から撮ったジャケットに気合が自信が表れている。ブリットポップ旋風の真っ只中、ブラーとオアシスに続いて、さらに超えようとするわけだから、自信がないとやっていけない。

発売は1996年。メジャーデビューアルバムに当たる。①talking to clarryから若さあふれる音作り。ギターのジャ~ンって音が迷いなくすっきり響く。②bluetonicはメロディーが覚えやすいポップな曲。ぢシングルになっただけのことはある。

有象無象がいるブリットポップ勢だけど、ブルートーンズはしっかりした曲を作っている。⑤the fountainheadはブラーやオアシスの単なるフォロワーではないことを気付かせてくれる。ともにこんな繊細なギターを奏ではしないだろう。しいて似た感じのを探せばマンサンかなあ。

⑦slight returnを聴くとストーンローゼズっぽいと言われえるのも分かる。いや、ほかのバンドの名前を引っ張ってきてもしようがない。ブルートーンズのよさはイギリスのロックをしっかりと引きついでいること。キラーチューンに欠けるが1曲1曲が丁寧に作られており、安心して聴ける。流行に乗って爆発的に売れたということはなかったみたいだけど、それは飛びぬけた曲で引っ張っていくということがなかったからだろう。じっくり聴くのにふさわしいんじゃないか。

【購入データ】購入店舗=飯倉店。購入日=2018年5月。たまに280円コーナーで見かける。

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