シュガー・レイ「レジャーでGO!」

2003年発売、日本盤、帯付き。このバンドはなぜか邦題で遊ばれている。夏のパーティーソング集団だというイメージだからなのか。まあそれはともかく確かに夏の印象。とはいえ酒を飲んでアゲアゲで~みたいなパーティーピーポーとも違いそう。より知的だと思うのだが。

シュガーレイの思いでは2003年のフジロック。確か日中のグリーンステージ、一番大きなステージだったはず。どうにも盛り上がりに欠ける、中だるみの時間帯にシュガーレイが登場して、なんとか観客を盛り上げようとしていた。そしてなんとそれに成功したのだ。かなり難しいことだったはずだが、メンバーたちも盛り上げ上手だった。当時、シュガーレイの曲は聴いたことがなかったし、どんなバンドかもしらなかったが、いい曲だと素直に思えた。CD買わなきゃと思ってから15年後に280円で買ったのは申し訳ないが、CDもよかった。

⑤ミスターバーテンダーがヒットシングル曲。ただこのアルバムを代表しているとは思わない。⑤はガチガチに作りこみ過ぎていて浮いている。③ヘブン、⑦フォトグラフ・オブ・ユーのようにリラックスした曲こそこのアルバムの印象にぴったりだ。

肩の力を抜いた音楽の必要性がわかる1枚だ。

【購入データ】購入店舗=六本松。購入日=2018年4月。

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