RIZE「ROOKEY」

2000年発売のファーストアルバム。当時は3人組でボーカルのジェシーはギタリストチャーの息子。俳優の金子ノブアキがドラマー。のちにベースにkenkenが参加。

ミクスチャーまではいかず、ラップメタルほどでもない。この時期の流行の音楽だったのかな、これが。演奏は3人だけどハード。歌詞は日本のヒップホップらしく、親や友達に感謝して、新しい時代を作るという意気込みにあふれている。とにかく好青年なのだ。一見悪そうな奴なのに、びっくりするくらいのよさそうな奴というのは実にJ-ラップ的である。シングル曲になった④はその象徴。二十歳ぐらいだと思うけど、ここまで親や友達に感謝できるなんて、すごくすくすくのびのびと育ったんだと思う。

ただ、この無害さがいまいちノリ切れない理由かもしれない。

ちなみに、つい先日、ケンケンとジェシーが大麻で逮捕されたばかり。デビュー当時とはやる音楽も変わったのかな。少なくともこのアルバムはとってもストレートで酒もタバコもない感じ。ましてや大麻なんて。それくらい健全ロックだ。

【購入データ】購入店舗=聖蹟桜ヶ丘。購入日=2019年7月。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です