メタリカ「セイント・アンガー」

2003年発売の8枚目。輸入盤。DVD付き。というか、買ったらCDが入っていなかった。つまり、DVDだけ。まれではあるが、ブックオフではありえること。しかも280円だ。店員の集中力も低くなるだろう。280円モノを触っているときは。

CDはないからその中身については何とも言えないが、DVDが思いのほかよかった。CDの曲順通りのスタジオライブ。メタリカにはもっといかついオッサンでもっと重厚、言葉を変えると鈍さがあるとのイメージを持っていたが、このアルバムではなかなかスピーディーで見た目も若かった。

メタリカのCDはほかに何枚かあるけれど、そんなに聴き込んでいるわけではないので、このアルバムがメタリカとしてどうなのかというのは分からない。ただ、いいアルバムなんじゃないかな。DVDの感想だけど。

④ダーティ・ウィンドウがパンキッシュでありながら、曲展開が面白い。⑧スウィート・アンバーは勢いを感じる。ドラムがけん引している。

メタルといわれるけど、ギターソロがあんまない。だからメタルのイメージを持ちすぎると肩透かしを食らいそう。かといってハードロックと一言にも言い難い。もちろんパンクでもない。やはり重さがある。そして一曲が長め。

スタジオライブではボーカルがアイドル並みに服を着替えている。ボーカルのTシャツの変化も楽しめた。まあ、そんなことはどうでもよくて、DVDはとにかくいい。CDがなくてよかったくらいだ。

【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2018年9月。

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