アメリカのシンガー。映画にも出演していて、「羊たちの沈黙」「ツインピークス」とか有名な映画に出ているそう。このアルバムの1曲目はキューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」に使われている。つまり、かなり実力を認められた有名人なわけだ。ただ、自分は知らなかった…。ジャケットに惹かれて手に取ったのだ。
ギター弾き語りできそうな歌ものが多い。②somebody’s cryingがまずいい。全体的に実にアメリカ的な感じだ。自信に満ちていて、かといって個人の趣味に耽溺するのではなく、リスナーが欲しいと思っている音楽を提供しようというエンターテイメントをしっかし意識している。やっぱりアメリカは堂々としているんだな。決して明るい曲というわけではない。落ち着いた憂いのある曲が多いけど、アメリカ的自信がそこにあるのだ。だから、安心して聴ける。
頻繁にではないが、たまに聴き返したくなる1枚になりそう。
【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年6月。