ニューオーダー「ミュージック・コンプリート」

2015年発売、ゲオの350円コーナーで入手なのでレンタル落ち。一応日本盤で帯付き。

もうなんか安心感すらあるくらいニューオーダーのイメージ通り。特にリグレットの感じ。正直、テクノとかダンスミュージックとかって目線で見ると古く感じるけど、持ち前のポップさ、メロディアスさが加わって、普遍的になっている。10年前、20年前に聴いてもいいなって思えただろうし、10年後、20年後に聴いてもいいなって思える。そんな一枚になってる。

どの曲が特にというのもないです。だっていつも通り、イメージ通りだから。ベテランの近作としてはほんと理想のデキなんじゃなかろうか。これが発売された当時かな、アナログ盤を見た気がするけど買っておけばよかった。カセットもなかったっけ? 

ニューオーダーを知らない人が初めて聴くのにもいいんじゃないかな。まあベストアルバムを勧めるけど、その後の一枚としてはいいんじゃないか。本当にいいアルバムです。イメージ通り、変わってない。それがいい。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店、購入日=2018年の12月

山下達郎「イッツ・ア・ポッピン・タイム」

1978年発売のライブアルバムが2002年にCD2枚組で再発売されたもの。レンタル落ち。本人による曲解説があって面白い。

めざましテレビの曲とか最近のポップなイメージで聴くと驚く。かなり渋い。これは六本木ピットインという場所でのライブを録音したものなのだけど、ものすごく緊張感が漂っている。なんか笑っていい雰囲気じゃなさそうというか、鬼気迫っている。

①スペイスクラッシュはなぜかスタジオバージョンなんだとか。でも②③へと続く流れの中で浮いてない。この冒頭3曲は渋いが、このアルバムの中ではこれでもポップな方である。演奏は実力者たちがやっていて非常にタイト。音数は少ないが、しっかり曲を形作っている。

極上のポップソングを期待すると裏切られる。だけどこの緊張感は病みつきになる。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。ゲオの350円CDコーナーで、しかも半額セールで。ブックオフ290円コーナーにはなさそう。

ステレオフォニックス「ランゲージ・セックス・ヴァイオレンス・アザー?」

2005年発売で全英1位。日本盤。ゲオで90円という安さだった。初回限定盤があるようで、それはDVD付き。買ったのは通常盤でそれが残念。

デビューアルバムは1997年発売なので、ブリットポップ後期に出てきたバンドといえる。ブリットポップを経ているだけにメロディーはなかなか。多少の暗さも持ち合わせている。基本的にはストレートなロックだと思う。

今、思い出した。彼らを生で見たことがあった。2003年のサマーソニックだ。レディオヘッドがトリだった日のはず。レディオヘッド前かストロークス前がステレオフォニックスの番だった。僕はスタジアム席から日本酒を飲みながら見ていた。目当てはストロークスとレディオヘッドだったから、ステレオフォニックスが早く終わんないかなという気持ちで見ていた。本当に申し訳ない。でも、会場もそんな空気だった。実際に彼らもそれを分かっていたように思う。というか、会場の雰囲気が伝わってしまったのがさらに申し訳ない。

⑤DAKOTAが①から④のロックテイストからちょっと離れていて印象的。ハードというよりも伸びやかな感じ。⑥も変化を感じさせる。⑨もそう。泥臭いロック曲が並ぶ中で、上に挙げた曲たちはさわやかさがある。

【購入データ】購入店舗=西新。購入日=2018年12月。ゲオで90円だった。

シガーロス「ヴァルタリ~遠い鼓動」

2012年発売。アイスランドのポストロックバンドの6枚目。

シガーロスのアルバムは何枚か持っているけど、どれも神秘的で静謐な感じ。ポップソングのような分かりやすさはないはずなのに、柔らかい音だからじっくり聴いていられる。ボーカルの声、アイスランド語、壮大なアレンジ、ゆっくりとしたテンポがいいのだろう。

ただ、このアルバムは1曲目のつかみが弱いかな。ほかのアルバムでは1曲目の美しさが際立っていた。それはともかく、全体としてはシガーロスのイメージ通りだから、違和感なく聴けるはず。

【購入データ】購入店舗=西新。購入日=2018年12月。ゲオの350円コーナーで。半額セールだったかは忘れた。

ゆらゆら帝国「sweet spot」

2005年発売の10枚目のアルバム。ゆらゆら帝国は3人組バンドでもうすでに解散している。ファズギターというんだっけか、ギターの音がブオーンとしてて気持ちいい。

スローなテンポで音の数も少ない。隙間が多い音楽だ。じっくり聴かせるタイプのロックンロール。③ロボットでしたはいい曲なのに、中盤によくわからない展開になってしまって残念。④急所はアップテンポの曲。

⑥はて人間は?はイントロからかっこいい。やっぱりこの隙だらけなところがいい。情報量が多くても、無駄なものなら必要ない。ゆらゆら帝国は逆にそぎ落としているんだな。

ほかのアルバムも持ているが、メロディーが独特。ゆえになのか、似た曲が多い。あれどっかほかのアルバムで聴いたなあみたいな。⑨ソフトに死んでいるはクセになりそう。

曲によってはアレンジが期待するのと違っているのがあって、アルバムとしての統一感はない。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。350円。半額セールで買ったかどうかは忘れてしまった。

フリート・フォクシーズ「ヘルプレスネス・ブルーズ」

2011年発売。日本盤。シアトル出身の6人組で2006年にバンド結成。ジャケットから60年代の空気が漂っているが、音もそう。なんかスイスの山小屋で鳴らしているような牧歌的なところがある。ラブのようなところもあるが、サイケデリックというのでもない。

コーラスワークとか美しいが、メロディーにパンチがひとつ足りない。なんか健全というか健康的というか、牛乳が飲みたくなってくる音楽だ。

【購入データ】購入店舗=西新ゲオ。購入日=2018年12月。セールで350円が半額になったはず。

ベル&セバスチャン「ライト・アバウト・ラブ」

2010年発売。グラスゴー出身のバンドでこれは8枚目にあたる。ゲオで350円。まとめ買いで安くなったかは覚えてないけど、セールの時期だったら安くなっていたはず。

音も声も心地がいい。優しく響く感じ。骨太なロックサウンドというものでは全然なくて、線が細いのだけど不安定さはぎりぎりない。①でいいと思えば最後まで気に入るはずだ。

④はなぜだかヒリヒリする。何かに追われているような焦燥感がある。別のアルバムを持っているけど、あまり大きく変化はしていない。する必要もない。いつ聴いても優しいギターポップで、いいメロディーを味わえる。年齢不詳なところがある。

高校生のとき、友達の友達がこのバンドを好きだったのを思い出した。バンドのイメージはそのころから変わっていない。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。

ジミ・ヘンドリックス「valleys of nepture」

ジミヘンの新譜なるキャッチコピーで発売されていた。全12曲が未発表音源だという。1969年2月から3月にかけての録音となっている。2010年発売。輸入盤。ゲオのセールで買ったはず。記憶通りなら価格は280円以下のはず、セールだから。

ジミヘン死後にいっぱい音源が出たけど、いいものもあれば悪いものもあった。本人がかかわっていないからいらないという人もいるかもしれないけど、もし音源が残っているならすべて出してほしいですね。そういう意味でこのCDが出たことはよかった。すべて新曲というわけではなく、録音が未発表ということ。

ギターを含めてきれいに録音されている。リズム隊も聴きどころ。想像以上によかった。生々しいというか荒々しい印象がある。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。

ザ・リバティーンズ「リバティーンズ再臨」

リバティーンズの3枚目になるのかな。2015年発売。ゲオのレンタル落ち。350円。日本盤。全17曲で、5曲がボーナストラック。

リバティーンズはライブを見たことが2回ある。2003年の新宿リキッドルーム。そしてその夏のフジロック。新宿では最後にカールがピートをおんぶして(逆かもしれん)ステージを走っていたのを覚えている。しかし、フジロックではピートはやってこなかった。リバティーンズは2000年代のバンドとしては珍しくスキャンダル、主にピートのドラッグが注目されていた。そのあおりだったかなんだかでピートは来なかった。カールとの仲も悪くなっていたという。こういう情報は当時、ロッキンオンから仕入れていた。

フジロックではなんだか弱々しいリバティーンズだった。ドント・ルック・バック・イントゥ・ザ・サンを聞けたからよかったけど、というかその曲しかいいと思えるパフォーマンスがなかった。その後はピートのお騒がせの方が話題になっていたんじゃなかろうか。

そういういろいろがあっての再結成、そしてアルバムだ。①バーバリアンズがらしい1曲目で少し安心。その後もリバティーンズらしい哀愁を帯びたセンチメンタルな瞬間をみせる曲たちが続く。まったくダメになっているかとも想像したが、そんなことはなかった。かつてあった壊れそうな繊細さはこのアルバムにもある。

少しだけ大人になった気はするが、基本的にはファースト、セカンドから大きく変わってはいない。それがいい。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。

レディオヘッド「TKOL・リミックス・1234567」

レディオヘッドのザ・キング・オブ・リムズのリミックスアルバム。2枚組み。輸入盤。ゲオで350円CD3枚で500円セールで購入。だから、170円で買ったことになるのかな。

正直、オリジナルのアルバムをほとんど覚えていない。だから、どうリミックスされて、どう変化しているのかはまったく検討がつかない。イン・レインボウズは好きなアルバムだったんですよ。ただ、その次のこのアルバムは、分かりにくい方向に行ってしまっていて聴けなかった。

で、このリミックスアルバムなんだけど、とても聴きやすい。やりすぎてヘンテコなものが出来上がったというのはなくて、ちゃんと聴ける音楽になっている。改めてオリジナルを聴きたいと思ったね。自宅からCDを探すのは大変なので、spotifiで探そう。

【購入データ】購入店舗=西新店。購入日=2018年12月。