ゲオにはレンタル落ちCDを売るコーナーがあって、アルバムだと1枚350円が相場。発売されてまだ日が浅いともう少しするけど、ほとんどが350円だ。レンタル落ちだけあって、ブックオフの280円コーナーとは趣きが違う。というわけでゲオ350円コーナーも買い漁っていきたい。今回は年末年始のセールで1枚350円が3枚で500円になるというので買った。正確に言うと買ってから、やけに価格が安いのでセールに気がついた次第である。
これはザードのライブアルバム。ベストアルバムに入っていた応募はがきを送って、抽選であたった人のみ入れた船上ライブをCDにしている。録音は1999年で坂井泉水本人がMCで初ライブと話している。
ビックリするくらいに臨場感がある。ライブハウスで聴くみたいにドラムがバスンバスンしている。坂井の声もこれまたオーバーダビングしてるんじゃないか、口パクなんじゃないかと疑うくらいしっかり出ている。歌詞が出てこないところもあって、ああ本人が歌ってんだと分かる。こんなライブができるならもっとやればよかったのにと思う。
①揺れる思い、②君がいないはメドレーみたいに繋がっていて、ライブであることを実感させてくれる。③心を開いては個人的にザードのベスト曲。基本的にはCDに忠実なアレンジ。だた、迫力が増している。ライブってすばらしい、この場にいたらきっとそう思える。
永遠あたりまでのザードはよく聴いていた。コナンのオープニングになった運命のルーレット廻してからピンとこなくなって聴かなくなってしまった。理由は過去のザード曲の再生産をしているように見えてきたから。自分のコピーというかね。⑤世界はきっと未来の中は永遠以降の曲。ザードらしいいい曲とは思うが…。⑦もう少しあと少し…は少しアレンジが違う? 大人っぽい気がする。
ザードの世界観は負けないでがあるから明るく見えるけど、結構ねちっこいというか醒めてないのに醒めたふりしてるような、めんどくさい女が登場する。⑫この愛に泳ぎ疲れてもなんてちょっと怖くもある。⑬遠い星を数えてはシングルのカップリング曲。こういう大人めな曲をもっと増やしていこうとしていた時期なのかな。最後は⑭負けないで。このCDを聴くとつくづく残念に思う。過去にいろんなライブに行ったが、CDでいいじゃんと思うことが多かった。このCDのライブなら大満足だったはずだ。
【購入データ】購入店舗=西新。購入日=2018年12月。