2007年発売。日本盤で帯付き。全13曲で3曲がボーナストラック。イギリスのバンドでこれがセカンドアルバムになる。
ニューウェイブな感じも若干ありつつ、メロディにセンスを感じる。①ザ・ワールド・ワズ・ア・メス・バット・ヒズ・ヘアー・ワズ・パーフェクトというタイトルから分かるように知的というか斜に構えたところがある。ハマるとクセになってしまいそうだ。②は抜群にいい。似た曲があったような気もするが思い出せない。
初期衝動の勢いそのままにというバンドではない。少ない音数で的確にリズムを刻んでいく。ジワジワコツコツと聴き手ににじりよってくるような曲だ。⑨の開放感はトンネルを抜けたときの感じ。⑩を聴いていても思うのは、聴き手を煽るというよりは寄り添う、そんな温かさがある。
これ以外にもアルバムをチェックしたい。
【購入データ】購入店舗=福重店。購入日=2018年5月。このセカンドアルバムはたまに見かける。