ザ・リバティーンズ「リバティーンズ再臨」

リバティーンズの3枚目になるのかな。2015年発売。ゲオのレンタル落ち。350円。日本盤。全17曲で、5曲がボーナストラック。

リバティーンズはライブを見たことが2回ある。2003年の新宿リキッドルーム。そしてその夏のフジロック。新宿では最後にカールがピートをおんぶして(逆かもしれん)ステージを走っていたのを覚えている。しかし、フジロックではピートはやってこなかった。リバティーンズは2000年代のバンドとしては珍しくスキャンダル、主にピートのドラッグが注目されていた。そのあおりだったかなんだかでピートは来なかった。カールとの仲も悪くなっていたという。こういう情報は当時、ロッキンオンから仕入れていた。

フジロックではなんだか弱々しいリバティーンズだった。ドント・ルック・バック・イントゥ・ザ・サンを聞けたからよかったけど、というかその曲しかいいと思えるパフォーマンスがなかった。その後はピートのお騒がせの方が話題になっていたんじゃなかろうか。

そういういろいろがあっての再結成、そしてアルバムだ。①バーバリアンズがらしい1曲目で少し安心。その後もリバティーンズらしい哀愁を帯びたセンチメンタルな瞬間をみせる曲たちが続く。まったくダメになっているかとも想像したが、そんなことはなかった。かつてあった壊れそうな繊細さはこのアルバムにもある。

少しだけ大人になった気はするが、基本的にはファースト、セカンドから大きく変わってはいない。それがいい。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。

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