2006年発売。日本盤。16曲入り。ニューヨークの地下鉄で演奏するミュージシャンたちのコンピレーションアルバムだ。ようはストリートミュージシャン。録音は現場ではなくてスタジオでやったみたいだ。
②はサーフミュージック+初期ベックみたいな感じ。ジャック・ジョンソンみたいなね。④はヴィブラフォンをメインに据えたインスト曲。地下鉄通路で演奏を見られたら足を止めたくなるクールな音楽だ。
⑤はラテン系。コンドルは飛んでいくみたいな。日本でも路上演奏でこういうのたまにあった覚えがある。⑥はコーラスグループ。アカペラでやっているので路上でもやりやすいのかも。⑩はジャズ。これが歩いているときに流れてきたらやっぱ足を止めると思うな。落ち着いて聴かせることに注力した演奏。⑫はハイチの音楽。アフリカ的な印象だ。
落ち着いて聴けるいいコンピレーションアルバムになっている。派手な曲がないのは確かで、何度もその1曲だけをリピートして聴くというのはない。ただ、ストリートミュージシャンへの印象は変わる。もしかしたらこんないい音楽をやっているストリートミュージシャンが近くにもいるのかもと期待感が生まれる。
【購入データ】購入店舗=浜田山。購入日=2019年5月。