曽我部恵一「スケッチ・オブ・下北沢」

もともと下北沢のお店とオンラインでしか販売してなかったものが、再リリースとなったみたい。2005年発売。

元サニーデイサービスだし、下北沢だしってことでサブカル臭が強そうな偏見を持ちがちだけど、聴いてみるとすごくいいアルバム。①かげろうの優しさにまずうっとり。

下北沢は1回くらいしか行ったことがない。しかも行ったときどうだったかという記憶がない。昔は吉祥寺近くに住んでいたから、井の頭線で1本だったというのに、全然行かなかった。やはりサブカル臭がきつそうで敬遠してたんだな。音楽と一緒で食わず嫌いはいかんな。そうこのCDを聴きながら思う。

②七月の宇宙遊泳は10分を越える大作。これを聴いていると創作意欲にあふれまくっているのがよく分かる。曽我部恵一は多作だけど、それも分かる。この才能はすごい。

動物に道路の建設?についてインタビューするトラックもある。そういう問題意識で作られたアルバムらしいが、政治的なものではない。④sampoはかわいい曲でありなが、クセになりそうなトラックだ。⑤jelliesはエレクトロニカ的で、声が音に合っている。

落ち着いていて、それていてバラエティーに富んでいて、予想以上にいいアルバムだった。

【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2019年3月。

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