2002年発売の三枚目。国内盤で帯付き。イギリスのノッティンガムのバンドだそう。シューケイザーとまではいかないが、物憂げでありながら激しさがある音。1991年結成なのでブリット・ポップ時代も現役だったはずだが、そことは気色が異なる。デビューアルバムを持っていたはずだったが、どうだったかな。とにかく3枚目はブリット・ポップじゃない。
④はまるでスタジオ・ライブみたい。ライナーノーツによると、アルバム自体がライブ感を意識した録音にしているのだとか。それは成功しているように思える。
1回目より2回目の方がいいアルバムに思えた。正直、初めて聴いたときはそんなでも…と思ったが、2回目でグンと印象がよくなった。ただ物憂げなのではなく、激しさとメロディがしっかりあることが分かったのが要因だろう。
⑥はアツいけどクールという不思議な感じ。アルバム全編がそう。冷たい中にアツいものがある。⑧の疾走感もいい。なかなかの良アルバムだ。
【購入データ】購入店舗=吉祥寺。購入日=2019年6月。