てっきりリミックスCDかと思っていたら、1曲目から知っている曲がそのまま流れてきて、ベストアルバムだと知る。マッシヴ・アタックがベストアルバムを出していたとは知らなかった。あまりらしくない感じはする。
発売は2006年。それまでに発売されていた4枚のアルバムからセレクトされている。新曲は⑭。ボーナスディスク付きの限定盤もある。買ったのは通常盤。
どんなジャンルなのかと表現したくても難しい。ダンスミュージックなかと思いきや、踊るというものでもない。とにかく重く、暗い印象を受けるのだ。とにかく①SAFE FROM HARMを聴けばいい。この曲をいいと思うかどうかで、合うかどうかが分かると思う。それだけ①はキャッチャーなのだ。
初めて1st「ブルー・ラインズ」を聴いたときから印象は変わらない。どうやったらこんな曲を思いつくんだろうって不思議でならない。夢見心地でいながらも、全く逆で冷めてもいる。ポップソングのように聴きやすくはないが、美しさがある。聴くことに集中させる音だ。お気に入りは⑥PROTECTION。
眠れない深夜に聴きたい1枚。
【購入データ】購入店舗=福岡飯倉店。購入日=2018年5月。マッシヴ・アタックのCDを280円コーナーで見ることはあまりない。
【追記】2枚組のスペシャルエディションを280円で見つけた。絶対に2枚組の方がいい。むしろ2枚目こそ聞きたい。見つけたのは日本盤。ライナーノーツには3Dによるディスク2の解説まで付いている。ディスク2の方がすごく聴きやすい。
【購入データ】購入店舗=駒沢大学店。購入日=2019年1月。