ザ・ローリング・ストーンズ「ライブ・アット・ミシガン・1981」

正確な表記は「live at Silverdome,Pontiac,Michigan,Dec.1,1981」というもの。ライナーノーツが付いていたけど、ブートレグだと思われる。少なくとも公式じゃない。1981年といえば、公式ライブ盤「スティルライフ」がある。録音の時期もこのCDと被る。ミシガンの音源はスティルライフでは使われていない。

公式盤は全12曲。最初が出囃子で最後が星条旗であることを踏まえると実質10曲だ。ブート盤はその最初と最後がなく全17曲。ライブを全部収録したのではないだろうが、当時のストーンズライブの全体像により近づける。音質は公式盤にはそりゃかなわないが、オーディエンス録音じゃないし、十分に聴けるもの。

①アンダー・マイ・サムはこの時期のライブの鉄板。②ビースト・オブ・バーデンが入っているのがうれしい。③夜をぶっ飛ばせは公式盤の方がよく聴こえる。公式盤と違うのは②以外には⑤ブラック・リムジン、⑩ウェン・ザ・ウィップス・カムズ・ダウン、⑫シーズ・ソー・コールド、⑬ハング・ファイヤー、⑭ミス・ユー、⑯ジャンピング・ジャック・フラッシュが入っている点。

⑦のあとにメンバー紹介。続く⑧レット・ミー・ゴーが意外によかった。ギターがぎゃんぎゃんしてる。⑬もそうだが、シングル曲じゃないものの方が激しくロックしているような印象だ。

一時期、ストーンズのブートレグを集めていたので、懐かしくもある。80年代のライブはかなりゴージャス。当時にソリッドさもある。スタジアムでやることが多いから、大味になる瞬間がないわけではないが、余裕を感じる。

【購入データ】購入店舗=小倉旦過店。購入日=2018年12月。

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