1992年発売。日本盤。オリジナルは1978年発売。
ウェザーリポートのアルバムはほかにも持っているが、実はそのよさをよくわかっていない。このアルバムは絶頂期に出たアルバムらしい。ライナーノーツによると、来日公演のすばらしさを味わった直後に発売されて、期待していたものとは違っていてがっかりしたとある。
③はウェザーリポートらしい曲に聴こえる。フュージョンのイメージに一番近いのだ。④はマニアックすぎないか。ファンがこのアルバムに首を傾げたとしてもそりゃあそうだろうなと。⑤は派手さはないが、不穏なムードがかっこいい。
⑥がこのアルバムの人気曲だそうだ。ジャコ・パストリアスの曲。ジャコのソロアルバムは持っているが、よすぎて聴けない一枚だ。あまりにもよすぎて胸やけするというか、耳やけするというか。すごい精神力を要するのだ。この曲についてはそこまで疲れたりはしない。⑦の方が疲れるかも。ドラムがすばらしい。
アルバムを聴いて浮かんだイメージは夜の街を歩いているコートの探偵。怪しげなムードがありサスペンスチックなスリルがある。大人なムードが漂っている。蒸し暑い夏の夜にかけたい一枚だ。
【購入データ】購入店舗=浜田山。購入日=2019年10月。