元ニルヴァーナが率いるバンドというのは分かっていたけど、今までまったく聴いてこなかった。泥臭いUSロックをやっているという勝手なイメージを持って敬遠していたのだ。見た目の濃さが原因だろう。
発売は2002年。輸入盤。ボーナスディスク付きのスペシャルエディション。聴いてみると思ったより泥臭くない。洗練されているとまではいえないが、まとまった演奏をしている。ひねくれているところはなくストレート。③have it allは美しいメロディーを持つ良曲。激しい曲もあれば、ミディアムテンポもあり。バランスはある。
全11曲でアルバムとして統一感を感じる。楽器と歌が一定のトーンに保たれているからかな。
ついでにボーナスディスクもチェック。B面曲とライブ曲の全7曲。②シスター・ヨーロッパがサイケ色があって良曲。というかこのバンドとは違う雰囲気がある。それよりもどこかで聴いたことがある。念のためネットで調べると…イギリスのポストパンクバンド、サイケデリック・ファーズのカバーだった。一時期、聴いていたのでこの曲も耳にしていたんだろう。③ダニー・セイズはラモーンズのカバー。④ライフ・オブ・イリュージョンはジョー・ウォルシュのカバー。どれもカバー曲は原曲に近く、自分たちの色をそんなに出していない。
⑤⑥⑦はライブ曲。⑥モンキーレンチが代表曲なのかな。同じ280円ならボーナスディスク付きを買った方が楽しめるはず。
【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2018年4月。フー・ファイターズのCDは280円コーナーで割りと見る。メルカリでみるとボーナスディスクがあるかはわからないけど、400円から700円くらい。