グレイト3「ロマンス」

ギターポップかなと想定して購入。いい意味で裏切られた感じ。

ちょっとサイケデリック。歌詞を大事にしているようで、心のモヤモヤを言葉にしようとしてメロディーに乗せている。もどかしい気持ちを歌にする以上、暗さはあるのだけど、サイケなアレンジがどんよりした気分にはさせない。ただただ浸れる。

発売は1997年6月。21年前というのに驚き。古さを感じない。①から⑤の流れはすばらしい。⑥は小休止のインスト曲。⑦はソウルフル。⑧はエロチック。⑨はあやしげな雰囲気をかもし出すインスト曲で、⑩はこのアルバムの中心曲かな。⑪は遊び心、⑫はカバー。捨て曲がなく、グレイト3のアルバムは初めてだったが、これが最高傑作と呼ばれているのだろうなと思ってしまうほどのデキ。リアルタイムで出会いたかったなあ。

雨の日に聴きたい1枚だ。

【購入データ】購入店舗=六本松店。購入日=2018年3月。グレイト3のCDは280円コーナーでたまに見かける。

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