アンドリューW.K.「ザ・ジャパン・カバーズ」

変なCDを見つけてしまった。アンドリューWKについては知っていた。面白いロックをやっていたのを覚えている。ロッキンオンだったかで取り上げられていて、もてはやされていた記憶がある。で、このCDだ。発売は2008年。ブックオフでパッケージを手にとって首をかしげてしまった。曲タイトルが日本のポップスだったから。

そう、アンドリューWKが日本のポップスをカバーした企画アルバムなのだ。1曲目がキセキで、まったく想像がつかない。恐る恐る聴いてみると結構よかったんだな。②ギロッポンはダメ。③羞恥心もう~ん。④リンダ・リンダ、⑤小さな恋のうたはよかったな。その後もいいのと微妙なのが混ざって続いていく。

どうしてこの企画を考えたかは分からない。そもそも曲として微妙なものもいくつかカバーしているのを考えると、本人ではない誰か日本のレコード会社の思惑を感じないでもない。②③の英語カバーを聴きたい人がいるとは思えないし。

トータルで聴いてみれば悪くはないが、定価では買いたくないなあというシロモノ。280円で、かつアンドリューWKのことを知っているならぜひ手に入れたい。聴いていて面白いのは間違いない。

【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年6月。アンドリューWKのCDはよく280円コーナーでみる

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