いわゆるロックの古典と評されるアルバムがブックオフの280円コーナーにあることは、そんなに多くはないが、かといってまったくないわけではない。そうは言ってもこのCDを見つけたときはうれしかった。アマゾンやメルカリでチェックしたけど、280円にはかなわない。ブックオフが一番得だ。見つけられればだけど(ちなみに750円程度でならブックオフでも簡単に見つけられる)。
このCDはエリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーがいたことで有名なクリームのセカンドアルバム。1967年11月発売で、イギリスだけでなくアメリカでもヒットし、ブレイクを果たすことになった。クリームはライブでのインプロビゼーションがすばらしく、ライブ盤が人気。そのなかにおいて、このアルバムはすべてスタジオ録音、全11曲がそれぞれ短く、約35分に収まっている。その分だけコンパクトにバンドの魅力を味わえるのでオススメだ。
これだけの名盤なので曲ごとの感想を述べるのも、なんだか恐れ多い感じ。なるべく大きな音で聴いた方がいいってくらいかな。
近頃はブックオフの経営が厳しいんじゃないかと言われることが多い。アマゾン、そしてメルカリが広まって、ブックオフにものを売らなくなったというのだ。確かに手間さえ我慢すれば自分で値段をつけて売った方が高く売れるはず。それでも、買う側から考えればブックオフはまだまだ捨てたもんじゃない。欲しかったCDが280円で売っていることはまだある。メルカリは買う側からすると高い。ブックオフに売る人がいなくなると困るけど、今はまだ大丈夫そうだ。
鉄板のアルバムで興奮したいときに聴きたい1枚。
【購入データ】購入店舗=飯倉店。購入日=2018年5月26日。輸入盤。メイドインU.S.A.。280円コーナーではあまり見ない。