ドクターフィールグッドと聞くとパブロックバンドを思い出すけど、関係ない。モトリークルーのこの曲はかっこいい。5分弱あるとは思えないほどあっという間に終わる。
1989年発売。日本盤。ハードロックのアルバムとしては教科書的な扱いをされているんじゃないか。それほど有名な1枚だ。とにかくギターが元気に跳ね回っている。ボーカルもノリノリだ。それらを支えるベースとドラムは言わずもがな。
ハードロックバンドはバラードもいける。⑥without youはなかなかの出来。⑪time for changeはビーズのアローンの元曲とも言われているだけに、すばらしい。先にアローンを知っていたけど、元曲でいいやと思うくらい、やっぱオリジナルにはパワーがある。ビーズもいいけどね。
パーティーロックとも呼ばれるみたいだけど、確かにアゲアゲな曲ばかりだ。バラードはいいアクセントになっている。決して気だるいとか虚無感に襲われることはない。とにかくうっ憤を発散させて明日へのパワーをくれる。ハードロックはバカにされがちだけど、人々に力を与えるという点では役割をしっかり果たしている。このアルバムが名盤と評価されているのも納得だ。
ハードロックが嫌いというのでないなら、このCDを280円コーナーで見つけたらとりあえず買っておくべき。損はないアルバムだ。
【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年6月。