2006年発売の二枚組み。一枚目①ダニ・カルフォルニアが有名。1枚目に関してはこの曲のイメージで終始進んでいく。そういう意味では①はすばらしい。この1曲がそれほどまでにアルバム全体を表現できているんだから。
1曲ごとに感想を書くまでもなく、聴き応えのあるアルバム。ニコニコしながら最後まで聴ける。1枚目が①のイメージでまとまっている一方、2枚目はどうかというと、少し感じが違う。よりメロウになっている。
「バイザウェイ」の頃にはかなりメロディアスなバンドになっていたけど、このアルバムもその延長線上にある。「1枚に凝縮していたら名盤だった」とは思わない。これだけのボリュームでこれだけのいい曲があるのなら、二枚組みでよかった。たった280円で買えたんだからいい買い物だ。
【購入データ】購入店舗=兵庫県西宮北口店。購入日=2018年8月。