モリッシー「ベートーベン・ワズ・デフ」

モリッシーのソロ。1993年発売のライブアルバムで、92年12月22日にパリで行われたパフォーマンスを収録している。全16曲。スミス時代の曲はない。日本盤で帯付き。

25年前のライブ盤だけにモリッシーは若い。モリッシーはモリッシーのままだけど、スミスとは違うってことはよく分かる。スミスはライブ盤「ランク」を発売していたけど、そこにある熱量とはまるで違う。ランクでは四方八方にバンドの勢いが炸裂していた。一方、このソロライブアルバムはあくまでモリッシーのみにスポットライトが当たっている。演奏が下手ということではない。モリッシーのサポートに徹している。モリッシーが好きなら、大満足の1枚だ。

それにしてもだ。相変わらずロッキンオンライターによるライナーノーツは何が言いたいのかよく分からん。分からない自分がアホなのかと思って、じっくり読み返してみたがやはり分からない。ライターの思い入れが強すぎるのか、または逆に何も書くことがなくて冗舌にするしかないのか。意味ありげに意味のない文章がとにかく書き連ねられている。こういうときは後者のような気がする。ライナーノーツは楽しみではあるが、基本的にはバンドの経歴含めた解説と、曲の特長等をまとめたものでいい。ライターの個人的な思い入れはいらない。これはロッキンオンの悪い癖だと思う。自分に酔った文章をロックの評論だと思っているのだろう。うまくハマれば面白いので、全くダメとは思わないが、このCDのライナーノーツはひどい。

【購入データ】購入店舗=六本松店。購入日=2018年9月。

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