ベント・ファブリック「ジュークボックス」

ベント・ファブリックというピアニストが7人のヴォーカリストとコラボして作ったアルバム。2006年発売。当時、ベント・ファブリックは81歳だったというからすごい。

おっさんというより、おじいちゃんが作った音楽だけど、びっくりするくらい今風の音楽になっている。インスト曲の⑦ハブ・ア・ブレイクを聴いても80歳代とは思えない。日本盤だったのでライナーノーツを確認すると、ベント・ファブリックはデンマークのミュージシャンで、日本ではこれがデビュー盤だけど、デンマークではベテランで精力的にライブ活動を当時でもやっていたそうだ。

ライナーノーツを読みすすめると、通常のアルバムとは作り方が違うことがわかってくる。ベント・ファブリックが弾いてきたピアノの音を使って、さまざまなミュージシャンが曲を作ったという感じ。ベント・ファブリックがバンドリーダーとなって、ほかのミュージシャンたちとセッションして作ったのではない。というか顔を合わせていないそうだ。

①ジュークボックスが一番有名な曲なんだろう。跳ね回るようなピアノがいい。②エヴリタイムの落ち着いたところもいい。ピアニストのアルバムなのにピアノが前面に出すぎていない点に物足りないと感じるかもしれない。

【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年9月。

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