slank「slank nggak ada matinya」

謎のCDに見えた。紙ジャケタイプで、ジャケットの端っこになぜかケンタッキーフライドチキンのロゴがある。カーネル・サンダースだっけ? 何かタイアップしたバンドなのかな。よく分からないが、雰囲気的にパンクロックを感じさせたので、買ってみた。

聴いてみると英語じゃない!? いや、英語もあるっぽい。でも英語だけじゃない。調べてみたら、なんとインドネシアのバンドだった。1983年から活動しているベテランで、このアルバムは2013年発売の20枚目! なんでケンタッキーかは分からないけど、まともなバンドだったのだ。ケンタッキーのロゴがあるから企画バンドかと思ってた。

音はハードロック、ちょっとメタル的なところもある。ただそれだけじゃない。このアルバムを聴いていると、後半にガラッと展開が変わるタイプの曲を得意としているみたい。④は何かの演説なのかな。演説のあとに曲が始まり何度もデモクラシーと歌っている。英語版のウィキペディアにこのバンドの項目があるが、そこには政治的な歌詞を歌うとある。シリアスな音でもあるしそうなんだろう。⑤はレゲエっぽさのあるポップな曲。⑥はスライドギターっていうんだったか、ストーンズのブライアン・ジョーンズみたいな感じ。ブルースやカントリーだな。⑨はかわいらしい。

バラエティーに富んだ全11曲。音楽が好きなんだってことが伝わってくるのもいい。テキトーに買ってみたものだけど、いい買い物だった。

【購入データ】購入店舗=六本松店。購入日=2018年9月。

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