アメリカのシンガーソングライターのデビューアルバム。1979年発売。「浪漫」というのは日本盤タイトルで、実際は自分の名前をタイトルにしていた。買ったのは輸入盤。
どんなものか全く知識なく購入。40年前の音楽だけど、古さを感じない。アコースティックなアレンジが耳なじむ。歌声の自己主張は激しくなく、これもまた耳になじむ。とにかく聴きやすいのだ。③を聴いていると、バックの演奏が丁寧に思える。プロの仕事というのかな、ちょっと音を大きくして演奏をじっくり聴きたくなる。
⑤のブルース調の曲もいい。自分の声のかわいらしさを理解した上での歌い方が合っている。無理にブルースしすぎていない。ほかにもアルバムではジャズ、カントリー、フォークとジャンルを行ったり来たりする。どれも無理がない。⑦の流れるようなボーカルは聴き応えあり。
トータル40分くらいの短さもいい。
【購入データ】購入店舗=六本松。購入日=2018年11月。