スガシカオ「sweet」

1999年発売の3枚目。スガシカオのCDはデビューアルバムを高校生のときに新品で買って以来。黄金の月という曲を筆頭にかなりいいアルバムだった。このアルバムも統一感があっていい。

①あまい果実はストーカーみたい。1stの名残りがあって、スガシカオ節という感じ。多くの曲がファンクの要素を取り入れていながら、歌謡曲とはいかないまでも歌モノになっている。なかなかありそうでない。歌詞は大人チック。性的な歌詞は年を取れば取るほどどうでもいいと思えてくるが、人間関係におけるすれ違いというか相互理解ができないことを冷静に受け止めている態度の歌詞は、大人を感じさせる。

⑥夜明け前のようなザ・スガシカオという曲もいいが、④ふたりのかげ、⑦師走のようなファンク色の薄い曲がいいアクセントになっている。黄金の月のような名曲はないが、個人的には④がこのアルバムのベストトラック。

【購入データ】購入店舗=六本松。購入日=2018年10月。280円コーナーの常連。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です