2001年発売。日本盤。イギリスはリヴァプールのバンド。レディオヘッドの前座を務めたことがあったはず。ニューウェイブのイメージが強い。
当時、ガレージロックリバイバルの最中だったとは思うが、このバンドはそんなにガレージしていない。ただ、インディー色が強い。そこまで実験的とは思わないが、いろいろやりつつも歌モノに落とし込んでいるのはこだわりを感じる。⑦は童謡みたいでおもしろい。⑨はレディオヘッドのイン・レインボウズの中にありそうな曲。そういう意味では時代を先取りしていたのかもしれない。
ボーカルの歌い方にトム・ヨークっぽいところがあって、それがレディオヘッドに気に入られた要因なんだろうか。繰り返し聴くと味が出てくるスルメタイプのアルバムだ。
【購入データ】購入店舗=浜田山。購入日=2019年5月。