マーズヴォルタ「ゴリアテの混乱」

2008年発売。アットザドライブインのメンバーのいるバンド。ものすごい熱量で演奏もうまいし、とにかく圧倒される。しかしというか、だからこそというか、あまり聴く機会がない。よすぎるのが分かっているだけに、あえて聴かないとなってしまうのだ。たとえるならウニみたいなもの。子供のころウニが好きと言ったら、ある日、親がウニだけを多めに買ってきた。それまではあくまで寿司のウニしか食べたことがなかった。で、そのウニを食べたのだけど、おいしいはおいしい。しかし、量が多くて胸がムカついてきた。ウニはおいしいが、ウニだけを一気に食べるものではない。寿司のように少量だからいいのだ。

それにしてもこのテンションの高さは何なんだ。ドラムとベースがすごい。強引になんでも飲み込んでいく。これがグルーブというやつか。

12曲もあるからお腹いっぱいになる。急展開する曲もあって、1曲じゃないみたい。前半の曲が飛ばしているのは分かるけど、⑩になっても飛ばしてくるから驚く。

【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2018年5月。

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