1996年発売。ファーストアルバム。王様といえば、王冠に赤いマントでコミカルな格好をしていて、洋楽のロックスタンダードを直訳した歌詞で歌うミュージシャンだ。歌詞も注目だけど、ギターをコピーしているのがすごい。
見た目はふざけているが、ユーチューブで見られる王様の雄姿はすごい。どんなところでも演奏可能。一人で登場し、CDラジカセのオケに合わせて、ギターと歌を披露。どこでも大盛り上がり。しかも、これらの映像は最近のもの。今でも王様は王様としてしっかり活動しているのだ。
そんな王様の代表作だけに、魅力がたっぷり。①高速道路の星は定番ナンバー。歌詞の外し加減も考えたのか天然なのか、すばらしい。
ディープパープル以外にはジミヘン、ストーンズ、ツェッペリンなど。オリジナル曲も1曲ある。サマータイムブルースはザ・フーのバージョンかな。ハードロックばかりというわけでもないのだ。
好きなロックナンバーを弾いて、歌うのは楽しそう。特にブラウンシュガーがいい。あとファイヤーも。どっちも直訳にするとわいせつだ。というか、こんな歌詞の洋楽は多いんだろうな。
ちなみにオリジナルの⑪王様の恩返しはブルースちっくな導入。そこからハードな展開に。ベースにあるのはツェッペリンだろう。歌詞は自伝的な感じ。
【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2018年9月。