グレイト3「When you were a beauty」

2002年発売、6枚目。ポストロックバンド・トータスのジョン・マッケンタイア全面プロデュースだそう。曲によっては編曲にトータスメンバーのジェフ・パーカーもいる。

3枚目だったかアルバム「ロマンス」がすごいよかった記憶。「ロマンス」にはサイケデリックな感じを受けた。少しピンクな色気もあったと思う。トータスにはない艶かしさがそこにはあった。

で、ジョン・マッケンタイアのプロデュースである。トータスで聴く事のできる音の感触はする。ドラムが特にそう。もちろんトータスの曲になったりはしていなくて、やはり「ロマンス」で聴いたグレイト3らしさはちゃんとある。サイケデリックな感じはない。だいぶ視界ははっきりしている。⑥Echoなんてサイケな印象にもできただろうが、音がくっきりはっきりしているからそんな風ではない。⑦crystal cageは非常に軽快。音が聴き取りすい。

ポストロックと接近という事で、どうなっているのだろうと思ったが、うまいコラボなんだな。むしろ合っている。ただ、「ロマンス」の時は歌詞も耳に入ってたが、このアルバムだと歌詞の内容が入ってこない。演奏を中心に聴いてしまう。何度も何度も聴きたいと思わせる奥深さがある。

【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2018年中。

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