ガンズ・アンド・ローゼズ「ユーズ・ユア・イリュージョン1」

1991年発売。日本盤で帯付き。同名タイトルの2も同時発売で、二枚組みみたいなもの。この1には16曲も収録さており、ノリに乗っている時期だったことをうかがわせる。

①ライト・ネクスト・ドア・トゥ・ヘルはハードロックバンドらしいイメージ通りの音。②ダスト・アンド・ボーンズでガンズ流ブルースを聴かせたと思ったら、③リヴ・アンド・レット・ダイではドラマチックな展開のスタジアムロックを演っている。というようにバンドのいろんな側面を見せてくれて楽しい1枚だ。

ハードロック界におけるガンズの位置づけには詳しくない。ニルヴァーナなどグランジ勢からはバカにされていた覚えはある。ようは商業ロックと見下されていたのだろう。ガンズの甲高い声のボーカルに弾きまくるギターはハードロックのパブリックイメージになっている。それだけに批判の対象にも選ばれがちだったんじゃなかろうか。

そういった偏見があってこのアルバムを聴いても、そんなに悪い印象はない。むしろハード一辺倒じゃなくて聴き応えがある。先人の音楽、パンクやブルースなどへの敬意も感じる。16曲は多いと感じなくもないが、たくさん聴けてラッキーと考えたい。

【購入データ】購入店舗=六本松店。購入日=2018年4月。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です