1998年発売でこのビッグバンドとしては3枚目に当たる。輸入盤。かなりヒットしてグラミー賞でいくつかの部門で賞をもらっていた。ビッグバンドブームなるものも生まれたとか。
ブライアン・セッツァーはもともとストレイキャッツのメンバーでロカビリーをやっていた人だ。それがこのビッグバンドではスウィングジャズをやっている。スイングとはリズムの種類のことで、体が揺れ動いちゃうような音楽だ。躍らせるわけだな。
とにかくゴキゲン。①からもう引き込まれちゃう。ロカビリーを経由した人だからなのかどの曲もテンポが速め。そこが1930年代40年代のスウィングジャズとは違う現代的な特長かもしれない。④を聴いているとブライアン・セッツァーの声も渋くて合っていると実感。
⑧はストレイキャッツ時代の曲のカバー。なんかだいぶ印象が変わって、別の曲みたい。⑩はなんかサスペンスもので使われそうな感じ。ただやはりテンポが速いが。⑪が一番昔のスウィングジャズっぽいのかな。⑬を聴いているとギターもうまいなと。
明るい気分になりたいときにピッタリかも。無理やりにでも体を動かしてしまいそう。
【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年3月。かなり見かけるCDだ。