22ー20s「latest outtakes」

2010年発売、日本盤。6年ぶりのセカンドアルバムが出たころのもので、アルバム身収録曲が6曲、アコースティックバージョンが2曲の計8曲入り。

デビュー当時に出たミニアルバムだったかライブCDだったかデビューアルバムだったか、はたまたその3つともだったか忘れたが、すごくよかった。ブルーズの現代版解釈が見事にはまっていた。ブルーズのはずなのに時代を感じさせなかった。とはいえやはりブルースそのものだった。

で、このアルバムなのだけど、ずいぶんと変わっていた。聴きやすくて、かなりポップに出来上がっている。荒々しさはない。それがいいと思うか、退化したととるかは人それぞれではあるが、ちょっぴり残念に思ったのは事実だ。ブルーズとかガレージとかいうのではなく、メロディアスなギターロック。メロウになったから、こっちの方がいいと思う人もいるだろうが、この手のバンドならほかにもいて競争力が激しいんじゃないか。一体、バンドに何があったんだろう?

【購入データ】購入店舗=分倍河原店。購入日=2019年5月。

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