ブラフマンは高校時代に「a man of the world」を購入。このアルバムはそれに続くセカンドアルバムにあたる。正直、「a man~」だけで十分と思っていた。だから、聴いてみてビックリ。「a man~」よりいいじゃないか。
①for ones lifeから飛ばしている。②basisもいい流れ。③shadow playもノッていける。…というように止まることなく最後まで聴きとおせる。テンポがいいのだ。
音はもともとメロコアのくくりなんだろうが、そこに民族音楽の要素が加わって独自性を出している。歌詞は英語詩と日本語詩の曲があり、日本語詩も古風な言葉遣いをしていて一筋縄にはいかない。これはブランディングというか、バンドに個性を出す一環なのだろう。ブラフマンといばこういう歌詞のイメージができている。最近のブラフマンは変わっているかもしれないが…。
⑤deepはシングル曲。シングル盤を当時買った覚えがある。こんなのかっこいいに決まってるじゃんと思った記憶がある。「かっこいい曲を作る」としっかりとしたコンセプトを持って作ったという感じ。⑦sliding windowはインスト曲で楽しげ。⑨mis16は英語でもないからビックリ。SEMILLAというバンドのカバーらしいが詳しいことは分からず。前作でいうゴダイゴのカバーみたいなものかな。⑪arrival timeはdeepとのダブルA面だったような。
ブラフマンを聴き始めたいと思ったら、これでいいんじゃないか。
【購入データ】購入店舗=天神店。購入日=2018年8月。