ビル・エヴァンス「ポートレイト・イン・ジャズ」

アメリカのピアニストの4枚目。オリジナルは1959年に発売された。このCDは2008年に再発売されたものと思われる。オリジナルは②と③が枯葉だが、こちらは②と⑪が枯葉。ボーナストラックは⑩~⑬。そのうち2曲が未発表と書いてある。どうしてこうなっているかは分からない。

②枯葉は元々シャンソンの曲で、昔からジャズの有名なスタンダードでもある。ビル・エヴァンスバージョンを聴くと、こんなに複雑な曲だったっけと驚く。ベースとのかけ合いというのか、コンビネーションを聴かせてくれる。6分とちょっと長くもある。

⑥恋とはなんでしょうもいい。弾きまくりのピアノにやはりベースが絡み合って、ドラムも負けずにチャンスに顔を出してくる。トリオという構成がいいのだろう。足すものも引くものもない。これが一番の形だ。⑨ブルー・イン・グリーンはマイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」にもある曲。マイルスとビル・エヴァンスのどちらが作曲したのかは諸説あるみたい。マイルス版よりも激しく聴こえる。

【購入データ】購入店舗=六本松。購入日=2018年11月。

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