2005年発売のデビューアルバム。リヴァプールのバンドでこれは日本盤。現代版ザ・クラッシュとも言われていたが、今は解散しているという。
パンクでありレゲエでありなバンドというとPILのイメージだね。①ライオット・ラジオは良曲。確かにPILよりクラッシュよりかもしれない。特にサンディニスタからコンバットロックあたりのクラッシュだ。レゲエの中でもダブなんだな。
ダブは好きなので聴いていて心地がいい。コンバットロックの楽曲よりもポップ。④レッドライトなんて面白い曲だ。2000年代のバンドだちは過去のロックの影響を公言しながらも、それらよりポップに作ってくる印象がある。このバンドもそう。⑥はもろにクラッシュ。アルマゲドンタイムだな。
普通のギターロックを期待するならこれじゃない。かといってニューウェイブでもない。ダブに興味があるなら、このアルバムはそこそこ楽しめるんじゃないか。もちろんダブどっぷりがいいならこれじゃないけど。繰り返し聴きたいアルバムだ。
【購入データ】購入店舗=吉祥寺。購入日=2019年4月。