くるり「魂のゆくえ」

2009年発売の8枚目。ボーナストラック三日月が入っているから初回限定盤なのかな。音楽雑誌スヌーザーでイケイケな発言をしていた印象が強い。その割りには音楽はストレート。いろんなことに挑戦しつつもそう感じさせないのがいいんだろう。

8枚目ともなるとすごく落ち着いている。①から演奏のバランスがいい。②愉快なピーナッツはシングル曲だというのだが、メロディーが歌いにくそうだ。日本語ロックを追及している感がある。はっぴいえんどを思い起こさずにはいられない。上を向いて歩こうみたいなのもあるな。

⑦さよならリグレットを聴いていると、本当に演奏とアレンジは落ち着いていていいな。このアルバムを貫く特徴でもある。⑪のタイトル曲が確かに一番力入っているかも。若干やりすぎのような気もするが、それくらいでちょうどいい伝わり方なのかも。

ボートラの三日月はいい曲。こういう曲がくるりには似合う。

【購入データ】購入店舗=吉祥寺。購入日=2019年5月。

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