山下達郎「イッツ・ア・ポッピン・タイム」

1978年発売のライブアルバムが2002年にCD2枚組で再発売されたもの。レンタル落ち。本人による曲解説があって面白い。

めざましテレビの曲とか最近のポップなイメージで聴くと驚く。かなり渋い。これは六本木ピットインという場所でのライブを録音したものなのだけど、ものすごく緊張感が漂っている。なんか笑っていい雰囲気じゃなさそうというか、鬼気迫っている。

①スペイスクラッシュはなぜかスタジオバージョンなんだとか。でも②③へと続く流れの中で浮いてない。この冒頭3曲は渋いが、このアルバムの中ではこれでもポップな方である。演奏は実力者たちがやっていて非常にタイト。音数は少ないが、しっかり曲を形作っている。

極上のポップソングを期待すると裏切られる。だけどこの緊張感は病みつきになる。

【購入データ】購入店舗=ゲオ西新店。購入日=2018年12月。ゲオの350円CDコーナーで、しかも半額セールで。ブックオフ290円コーナーにはなさそう。

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