クラシック。指揮者はエルネスト・アンセルメ。演奏はスイス・ロマンド管弦楽団。発売は1981年のCDだそう。メーカーはエコー・インダストリー。収録曲はボレロ、道化師の朝の歌(鏡より)、スペイン狂想曲、優雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴェルス。録音は1958、61、63年。
エコーインダストリーを検索すると「海賊盤」がキーワードに出てきてドキリとするけど、ネット曰く著作隣接権を考慮したCDなんだとか。駅で売ってたようなCDをイメージしてもらえるといいのかも。「海賊盤」というわけではなさそうです。
ボレロは聴けば、ああこの曲知ってるとなるはずの曲。後半にいくにつれて盛り上がる。このCDでも体感できます。道化師の朝の歌(鏡より)も同じく聴けば、ああ聴いたことあるとなるでしょう。メリハリが効いていて好きです。
ヘッドホンで聴いてますが、もうちょっと音が全体的に前に出てきてもいいかなと思えますが、極端に悪いものではないと思います。自分はクラシックに詳しいわけではないので、クラシック好きからしたら不満足かもしれませんが、初心者にとっては全然OK。
スペイン狂想曲をボリュームを大きくして聴きましたが迫力あっていい。それは他の曲でも同じでした。ラ・ヴァルスを聴いてるとホールで踊っている人たちが浮かんでくるよう。付属の解説にもそう書いてありましたが、本当にそう思える。
海賊盤といえど悪くないと思います。ボレロのためだけに買ってもいいでしょう。
【購入データ】購入店舗=荻窪、購入日=2019年