2011年発売の3枚目。日本盤。帯付き。イギリスのバンドで、クラッシュの再来なんて言われたこともあるそう。レゲエやダブを取り入れているっていうから後期クラッシュかな。
①good for nothingはゴキゲンソング。歌詞はゴキゲンというより怒りだが。②fire in the houseは一転してクールな始まり。サビでは盛り上がり、ヒットしてそうな感じ。切ないのがいいね。
3枚目だからかクラッシュの面影はそんなにない。⑦stay aliveは若干クラッシュだったけど、それ以上に全体から感じるのは猥雑な夜の街のイメージ。パーティーソングみたい。妖しげなムードが漂っている。それでいてその妖しさに身をゆだねきらず、どこか冷静なところがある。だから切なさを感じる。切なさはメロディーに表れている。⑪キラーサウンズは最終曲としてすばらしい。歌詞も含めて切なさ乱れ打ち。日本盤はこのあと4曲のボーナストラックがあるけど、アルバムとしては⑪で終わっていい。
【購入データ】購入店舗=天神。購入日=2019年2月。